希望日記

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ゲド戦記

どうも今日和or今晩和orお早う御座居ます。

今日は水曜日ということで、映画館に行ってきました。
暑い中自転車こいで頑張ってきましたよ。

まずは「ゲド戦記」
ネットで感想を見たら結構酷評されているようで、どうなのかなと思いましたが、観てきました。
以下ネタバレになると思いますので、まだご覧になっていない方はここから下を読まないことをお勧め致します。
読んで下さる方は「続きを読む」からどうぞ。


まずは、酷評される程酷くは無いかなとは思いました。
星があれだけ輝いていると現代人としては綺麗よりも逆に少し恐怖を感じますが。(笑)
メッセージ性の強い作品だと考えれば、悪くはないと思います。

気になったことと言えば、台詞が難し過ぎるような気がします。
大切な言葉や素敵な言葉が多数語られているのですが、少々突飛な印象です。
テルーがアレンに「命を大事にしない奴なんか大嫌いだ!」と言いますが、あの出会って間もない少ない関わりの中で、アレンのどこにそれを感じたのか、観ている側はよく分かりません。
いや、アレンはその前に父親を刺してきていますから、全く分からない訳でもないのですが、テルーはまだ何も知らない筈なのでは?みたいな。
ハイタカがアレンに諭す場面やテルーがアレンを説得する場面でも、良い言葉が飛び出してきます。
それ自体は素晴らしい言葉なのですが、それを伝える力としてはどうなのだろうと思いました。
言葉だけじゃなくて絵として見せることも映画では可能なのではと思うのです。
言葉だけだとどうしても説明的で長くなってしまうと思います。

あと、アレンは何故父親を刺したのか、漠然とした不安だけで刺したとしたら、凄く怖いなと思います。
昨今の凶悪な事件や少年犯罪のことを考えると余計に。
誰もが納得できるような理由もなしに犯罪を起こしてしまえる精神状態は正直言って正常ではありません。
正常であれば、理性が働き、未然に防げる筈ですから。
その異常性を現したかったのかもしれませんが。

魔法の設定の「真の名」を知ることで魔法の力を使えるというのは、私は好きですね。
言霊とか忌み名とか、そういうものを考えると素敵だと思えます。

あと、演出的にもドキッとさせられる場面はありました。
大抵驚かされる場面なのですけども。
冒頭で船に竜が迫ってくる場面や、野犬に襲われているアレンのシーンでの画面手前から走り抜けていく感じはドキッとしました。
また、クモとの戦いで塔の頂上が崩れる場面も、何ともいえない立体感というか、凄いな~と感じました。

でも、アレンの表情については、微妙な感じですね。
特に不安の時やキレた表情、私は好きではありません。
鋼のアニメもあのエドの表情で観るのを止めたくらいですから。
弱い主人公がだんだんと強くというのであれば、そう悪くは無い演出なのかもしれませんが…。
でも弱い主人公だと話がどうしても暗い方向に向かってしまいますから難しいのだろうなとも思います。
どこかに強さを持っていて、その強さで現状を切り開いていけるような主人公の方が話を作りやすそうです。

また、途中の二人のおばちゃんは必要だったのでしょうか。
不快感を増しただけでその後に救いは特に無いですよね…?
パンフでの紹介で「いるいる、こんなオバちゃん!」ってそれは確かに感じますが、それはこの映画に求めることですか?と思うのです…。
何かの伏線としても効果的に良い方向へと活かしてもらいたいなぁと思います。

そうそう、人面の口から水っていうのも、どうなの?と思いました。(笑)
その水で顔とか洗うの、正直躊躇われるのですけど!!
何か嫌だ…と思ってしまいました。

あと美術的な面で言えば、冒頭の王宮での竜のモザイク画(?)がキラキラしていて綺麗だなと思いました。
あと空の描き方、私は場面に応じて変わる様子は悪くないと思います。
そうして背景を操作して伝える力を増幅させるのは演出として間違ってはいないと思います。
この作品では全体的に暗く、明るい場面はそうありませんでしたから、重苦しく感じても仕方は無いと思いますが、それでも私は色々な空を見るのが好きですから良かったと思います。

声に関しては、特別違和感は感じませんでした。
テルーの声は確かに棒読みのような印象もありましたが、感情表現が上手くないぶっきらぼうなテルーらしいという感じがしますし。
歌声はとても良かったと思いますし。
クモの声も悪役っぽくて素敵でしたね。
最後辺りは、作画がう~んって感じですけれど。
これは私が声優さんに関して、特に拘りが無いからでしょうね。
思い入れのある作品であれば話は別ですが、「ゲド戦記」は興味を持ちながらも読んだことの無い作品ですからね。

経験無しでいきなり監督をなさったのですから、まだまだ経験不足ということは否めないでしょう。
私は悪くないと思っています。
素直に良いと全てを受け入れることも難しいですが。
周りの過剰な期待というか、押し付けとか、そういうものが無くて素直に映画を観ることが出来たなら評価も変わってくるでしょうが、難しいでしょうし。
もし吾朗さんが、自分の意志でこれからもやっていきたいとお考えであれば、是非頑張って頂きたいと思います。
まだまだ技術を磨く余地はある筈です。

とりあえず、個人的には良い映画だったと思います。
空の描き方は好きです。

それでは、この辺で。

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